■町田のアドバンテージ
東京Vは、町田が時間を分断してくることに対してなかなか対処できなかった。
5月13日に味の素スタジアムで対戦した時には、そうした町田のゲームの進め方に東京Vの選手たちは苛立ってしまい、結局0対1で敗戦を喫した。だが、国立競技場での再戦では、選手たちは焦れることなく戦って、2点を奪うことに成功した。
相手がプレーを止めようとするのに対して積極的にゲームを進め、アクチュアル・プレイングタイムを長くすることは、なかなか難しいことなのだ。
だが、横浜FMはJ1のハイレベルな戦いの中でも、そうした“相手に間を与えない”戦い方を貫いてきたチームだ。
町田がゲームを切ろうとしてきたとしても(それは、格下が格上に挑戦する際の常套手段でもある)、それを押し切って試合を進めることができるのかもしれない。それとも、町田がプレー時間を分断することで、J1王者をイラつかせることができるのだろうか。
「試合を分断する」という意味では、天皇杯3回戦がある水曜日が猛暑に見舞われるという予報は町田に有利に働くのかもしれない。試合は町田のホーム、町田GIONスタジアムで行われる。