7月8日、J1リーグ第20節でサガン鳥栖はホームにセレッソ大阪を迎えた。試合は2-1で鳥栖が逆転勝利。同点弾となった堀米勇輝のゴールが話題になっている。
後半18分からの場面、1点を追う鳥栖は自陣右サイドにいた小野裕二が前線の富樫敬真にボールを入れる。相手ペナルティエリア前で体を張った富樫が粘ってマイボールにすると、右サイドを上がってきた小野に再び預けた。
背番号10は託されたボールをダイレクトで、ペナルティエリア内に送る。そのクロスを競ってこぼれたボールはエリア内の左でフリーになっていた堀米に流れた。すかさず相手DFが3枚寄せるが、背番号44は左のアウトサイドでふわりとボールを浮かせる。ボールは相手の頭に当たるも、GKを超えるようにしてゴールへ吸い込まれた。
意表を突くようなループ弾で同点に追いついた鳥栖は、後半48分に富樫がゴールを決めて勝ち点3を獲得した。