７月５日、Ｊ２リーグ第２４節大分トリニーターＦＣ町田ゼルビアが行われた。試合は０－３で首位の町田が勝利、３位との差を広げた。勝利を引き寄せる２点目になったエリキのゴールが話題となっている。
町田が１点をリードして迎えた後半１８分、相手はＣＢから組み立てを行う。センターラインを越えて持ち上がった大分ＤＦが、左から中へパスを入れたのだ。
しかし、そこに松井蓮之がプレッシャーをかける。パスを受け取った相手は松井を見て、後ろ向きにボールを持つ。バックパスをしようかというところで、背番号３３の足が伸びる。こぼれたボールはセンターサークル付近にいた大分ＤＦへ返って行くが、それをエリキが狙っていた。
相手がボールを収めようとしたところで、ブラジル人ＦＷは足を入れてボールを奪取。背番号１１は前方にこぼれたボールを追いかけながら加速する。ボールに追いつくとそのまま大分ゴールを目指してドリブル開始。大分のＤＦも２人で追いかけるが、差は縮まらない。
ペナルティエリアに入ったエリキは、出て来た相手ＧＫを見て進路を右へ変更。追走してきたＤＦを振り切ってＧＫもかわすと、滑り込みながらゴール右へボールを流す。ゆっくりと転がったボールはポストの横を通り、ゴールへ吸い込まれた。
