■22歳となり、プレー面でもたくましく成長

 久保は6月4日に22歳となり、公表している身長は173cmだが、“天才サッカー少年”と呼ばれていた頃から多くのサッカーファンに認知されており、それが長く「久保くん」と呼ばれてきた大きな理由となっている。

 さらに現在所属するレアル・ソシエダでも、日本代表・森保ジャパンの中でも、そしてこれまで所属してきたクラブでも、常に年少者の立場の久保は“末っ子キャラ”のイメージが強い。それだけに今回、子どもたちにサッカーを教える「講師役」を務めた久保の姿に、多くのファンが普段とは異なる印象を受けるとともに、久保の成長を改めて感じることになった。

 今季、レアル・ソシエダで9得点4アシストの大活躍を見せた久保は、6月の日本代表戦でも逞しさを増したプレーを披露した。かつての「久保くん」も、すっかり大人。子どもたちを優しく見つめる表情から、来季以降のさらなる飛躍を期待せざるを得ない。

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