■国際Aマッチ126試合出場16得点
1982年7月9日生まれ、栃木県宇都宮市出身の安藤は、宇都宮女子高から筑波大を経て、2002年にさいたまレイナスFCに入団した。高い技術と運動量を兼ね備えた攻撃的選手としてFW、トップ下として、浦和レッズレディースで活躍した後、2009年冬からはドイツに渡ってプレーを続け、2017年6月に7年半ぶりに浦和に復帰した。
その間、日本代表としても活躍を続け、高校1年生で代表デビューを果たした後、五輪とW杯に計3回ずつ出場し、2011年のドイツ女子W杯では全6試合に2トップの一角として先発出場して優勝に貢献した。ここまで国際Aマッチ126試合出場16得点の成績を残している。
今年7月20日に開幕する女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会のメンバーへの“サプライズ選出”は叶わなかったが、依然としてトップレベルのプレーを披露し続け、さらにセンターバックにコンバートされた中で新たな魅力を発揮した40歳。来季以降も「年齢はただの数字」を体現してくれそうだ。