■2016年のインターハイを制した“世代最強チーム”
チームの主将だった杉岡大暉に対しては「変わらない」という声が寄せられているが、それも名門校で1年時から最終ラインを守り、当時からすでに大人びたプレーで高校ナンバーワンDFと呼ばれた男の風格だろう。
当時のチームには、彼ら3人以外にもMF金子大毅(京都サンガ)、DF真瀬拓海(ベガルタ仙台)、GK井岡海都(ガイナーレ鳥取)と、のちにプロ入りした面々もいた。そして2016年のインターハイでは見事に優勝を飾った。選手権では2回戦で準優勝した前橋育英にPK負けを喫したが、間違いなく“世代最強チーム”だった。