「愛されたんだなあ」元日本代表DF渡辺剛の古巣コルトレイクとの“美しい別れ”に反響! クラブ史上最高額の移籍金でベルギー1部ヘント移籍決定で、強い絆が伝わる惜別動画の画像
FC東京時代の渡辺剛 撮影:中地拓也

 ベルギー1部のヘントが6月9日、同1部のコルトレイク所属の元日本代表DF渡辺剛の獲得を発表した。この移籍決定に合わせて、前所属となるコルトレイクの公式ツイッターが渡辺との“惜別動画”を公開し、反響を呼んでいる。

 1997年2月5日生まれ、現在26歳の渡辺は、強靭なフィジカルと安定感のあるプレーが魅力のセンターバック。中央大から2019年にFC東京に入団すると、すぐにレギュラーポシジョンを獲得し、同年12月には東アジアE-1選手権に臨む日本代表に選出されて同大会で1試合に出場した。昨年1月に加入したコルトレイクでもすぐさま信頼を掴み、2022―23シーズンは同チームのフィールドプレイヤー唯一の全34試合にフルタイム出場を果たし、サポーターが選ぶコルトレイクの年間最優秀選手にも選出された。

 そして今回、同リーグの上位クラブに引き抜かれる形となった渡辺は、古巣サポーターにお別れのメッセージを送っている。公開された1分27秒の動画の中で「初めはとても不安があったのですが、すごくアットホームなチームで、自分が過ごしやすい環境を作ってくれたことにすごく感謝しています」と語っている。

 さらに、「今までサポーターのみなさんに支えてもらったこと、そしてここでプレーできたことを誇りに思い、また次のチームでも頑張りたいと思います」などと続けており、渡辺の字幕付きの肉声とともに、今季のプレー集、チームメイトたちとの抱擁、サポーターとの交流、渡辺がアカペラで歌う秘蔵シーンなどが次々と流され、渡辺がコルトレイクで過ごした日々と、そこで築かれた“強い絆”が伝わる感動的な内容となっている。

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