6月7日、天皇杯2回戦が各地で開催された。その一つとして行われたのが、等々力競技場での川崎フロンターレと栃木シティとの対戦である。
栃木県代表としてこの大会に出場している栃木シティは、関東サッカーリーグの1部に所属している。栃木県栃木市にあるCITY FOOTBALL STATIONをホームスタジアムとしており、栃木県南に根差すチームとしてさらなる飛躍を狙う。
この試合では攻撃的な姿勢を示し、前半から川崎を相手にボールをつなぐ場面も見せるなど積極的なプレーを見せた。試合こそ3-1で敗れたものの、一時は1-1で追いついておち、可能性と攻撃的なプレースタイルを披露した。
その“野心”は、試合前にも見られたようだ。クラブの育成組織に所属する選手たちが、等々力陸上競技場とアンカーフロンタウン生田の施設見学をしたというのだ。フロンタウン生田は川崎が新たに設置した育成年代の拠点施設。
クラブは公式HPに「普段見る事の出来ないエリアや審判ルーム、記者会見ルームやVIPラウンジ、そしてセッティングされた両チームのロッカールーム等、ご担当者様から丁寧に説明・案内をしていただきました」とその内容を報告している。