J1北海道コンサドーレ札幌のMF小野伸二が、まさかのポジショニングを披露した。ゲーム外での目を引く姿に、賛辞が集まっている。
Jリーグは30周年を迎える今年、全国各地で現地の放送局と連携し、各地のサッカー番組の放送を行っている。各地の放送は、『KICK OFF』というタイトルを共通して使用し、全国的に一体となってサッカーを盛り上げていく。
北海道では、『KICK OFF! HOKKAIDO』が毎週土曜日に放送されている。当然ながら、主役のひとつが北海道唯一のJリーグクラブであるコンサドーレだ。
最近では、元札幌社長の野々村芳和Jリーグチェアマンの密着取材などを行った。その様子などをツイッターの公式アカウントでアップするなどして、サッカーの魅力の発信に努めている。
1日に公開された写真も、非常に興味深いものだった。「今週は、写メでしゃべっちゃオ 後編をお届けします」との紹介があった投稿に写っているのは、番組リポーターと、札幌の2選手。駒井善成と田中宏武が、ポーズを決めて写真に収まっている。
だが、もう一人、見逃してはいけない選手がいた。「この写真、ズームアップしてみてください 気さくなレジェンドが」とのコメントがあるように、重要人物も密かに写真に入り込むことに成功していたのだ。
説明のとおりに写真に目を凝らすと、田中の左肩に乗っかっている顔がある。もはや生けるレジェンドの域に達した小野伸二である。
小野は田中らのかなり後方にいるとみられ、移り込んだ顔の大きさは田中の手よりも小さいほど。うまい位置取りは難しいはずだが、「絶妙のポジショニング」で、きれいに肩に乗ることに成功している。