5月27日、J2のV・ファーレン長崎は2023シーズンの「平和祈念ユニフォーム」のデザインを発表した。
クラブは公式HPに平和祈念活動キャッチコピーとして、「長崎はこれまでの歴史の中で、深い苦しみを味わってきました。古くは潜伏キリシタンの迫害の時代から、世界大戦終焉直前の原子爆弾投下まで、多くの人の苦しみがあって、今私たちは平和の時代を迎えています」としたうえで「平穏な日常を味わえる今だからこそ、その平和の大切さを語り伝えていく責任がある、そして、その輪を広げていく使命があるのだと、V・ファーレン長崎は考えています」と説明している。
だからこそ、平和への取り組みの一環として平和祈念ユニフォームを夏季の試合限定で着用する。このテーマを「世界を繋ぐ優しい空と海」とし、「空と海は、国境や文化を超えて人々を繋ぐ世界の架け橋です。世界を穏やかにたゆたう、風や波をモチーフに、平和な青空と海を表現しました。スポーツも空と海同様に、国境や文化を超えて、世界中で感動を分かち合えるものです」と説明している。