「本当にDFですか?」J2の試合で、W杯日本代表GKから劇的決勝弾を奪ったU24韓国代表DFに「ストライカーかよ」と称賛の声!「素晴らしいアドバンテージ」とジャッジにも注目集まるの画像
FC町田ゼルビアのDFチャン・ミンギュ 撮影:中地拓也

 5月21日、J2リーグ第17節が行われ、首位FC町田ゼルビアはホームに8位の清水エスパルスを迎えた。リーグ最少失点の町田と最多得点の清水の一戦は試合終了間際に勝ち越した町田が2-1で劇的勝利を飾ったが、その決勝弾に注目が集まっている。

 アディショナルタイムに突入した後半6分、ボールを繋ごうとした清水のパスを相手陣内の右サイドでMF稲葉修土がインターセプト。相手に倒されながらも中央にいたMF下田北斗へボールを託す。

 下田はペナルティアーク手前に下りてきたFW藤尾翔太へ縦パスを入れると、背番号25は前を向いて左足を振り抜くが、これは清水の選手も体を張ってブロック。しかし、こぼれたボールはペナルティエリア内にいたDFチャン・ミンギュへ渡る。

 チャンは左足裏でボールを転がしゴール方向へターンをして相手をかわすと、振り向きざまに右足でシュート。ファーへ放たれたボールは横に飛んだW杯日本代表GK権田修一も届かず、サイドネットを揺らした。

 韓国人DFが前を向いた際には右からランニングしてきたMF高橋大悟がフリーになっていた為、パスの選択肢もあったが、思い切りのあるプレーが劇的な勝利を生み出した。

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