ドイツ1部のバイエルン・ミュンヘンが、来シーズンのホームユニフォームを発表した。伝統はそのままに、ただし雰囲気を変えたデザインに、瞬く間に世界中で反響が広がった。
ヨーロッパのシーズンは、終盤へと入っている。スペインやイタリアのように、すでにリーグ戦王者が決まった国もあるが、ドイツは勝点1差の激しい優勝争いが続いている。
ドイツの覇権を争っているのは、バイエルンとボルシア・ドルトムントだ。残り2試合となった段階で、勝利数で上回っているのはドルトムントだが、勝点では4敗しかしていないバイエルンが1ポイント上回り、首位に立っている。
バイエルンは今週末、3位のRBライプツィヒとの対戦を迎える。ライプツィヒも来季チャンピオンズリーグ出場権を確保するため、必死のプレーで挑んでくるはずだ。
そうしたシーズン佳境に入っているバイエルンだが、来季への準備も怠りない。17日には、来季のホームユニフォームを発表した。
バイエルンと言えば、クラブカラーの赤を前面に打ち出すことが多い。青との縦のストライプになったことも数度あったが、比率で赤が下回ることはなかった。
そうした意味では、挑戦的と言えるかもしれない。デザインが明らかにされた2023-24シーズンのホームユニフォームは、白がメインなのだ。
ユニフォームの表面の8割以上を白が占める。デザインを引き締めるように、肩や袖部分、さらに両脇に赤があしらわれている。