■口にした味方への感謝
なお、ゴールの直前の1対1を、GKランゲラックに阻まれていたが、すぐに立ち上がり予備動作を行ったこともゴールにつながった。そのことについて指摘すると、「それもありますけれども、味方がすぐ切り替えてくれたというのが大きかったです」とチームメイトへの感謝を口にして、「(樋口)雄太が切り替えてすぐにプレスに行ったので、相手がプレッシャーを感じて、こぼしてくれたので」と、献身的な守備をしてくれた背番号14の名前を出した。
名古屋戦の勝利によって、鹿島は連勝を「5」に伸ばした。その一方で、このストライカーは直近の5試合で先発を外れておりベンチスタートが続いている。知念にとって、広島戦以来7試合ぶりのこのゴールが先発復活の狼煙となるか。大先輩・小林の背中を、鹿島でも追い続ける。