5月9日、川崎フロンターレはFC東京戦(12日・国立競技場)に向けて川崎市内で練習を行った。その後、FW小林悠が取材に応じた。
5月3日に行われた京都戦で劇的な決勝弾を奪い、チームに連勝をもたらした小林。その試合の前、得点を奪うために見ていたというのが、次男が泣きながら父親のゴールを求める映像だった。その映像をさらにハーフタイムにも見ることで、ゴールへの気持ちを高めていたという。
そのため、決勝弾を決めた直後には、クラブの広報が撮影するカメラに向かい、子どもの名前を叫んだうえで、「見たか⁉」と大声を張り上げた。さらに、「これがパパだぞ!」とも続けたのだ。
その映像を、クラブは公式ツイッターに投稿。「#これがパパだぞ」と付けられたこの動画は、大きく話題となっていた。
その後、子どもが喜んでいる動画が小林に送られてきたというが、「でも、ユニフォームを脱いでイエローカードをもらうのはダメだよー。気を付けようね」と、ゴールパフォーマンスについてダメ出しを受けており、小林も「その通りだと思いました(笑)」と笑いながら振り返るしかなかった。