浦和は5年ぶり3度目のアジア王者になることができた。
アウェイ・ゴールは試合前日の記者会見でも話題になり、浦和が「少し有利」という言葉は、まるで心理戦のように何度も使われた。
アウエィ・ゴール・ルールは神経質なものだ。もちろん、勝てばいいだけだが、ルールが存在する以上、気になる。
「少し有利」が有利でなくなった例も多く見てきた。延長でのアウェイ・ゴールはなくなったが、互いに1点目を意識した戦いになる。
興梠慎三は「アル・ヒラルは強い」と言いながら「0-0」ではなく勝ちに行くと宣言した。
浦和のマチェイ・スコルジャ監督とアル・ヒラルのラモン・ディアスの采配も興味深い。
埼玉スタジアムはアル・ヒラルのファンのために割り当てられた客席とセキュリティ・ゾーンの広さがもったいないほど、それ以外はぎっしりと埋まった。
53374人。
浦和美園駅には「NEXT STATION IS”THE WORLD”」という横断幕があった
浦和のファンはスタジアムでも決勝にふさわしい美しい飾りつけをいくつも用意した。