「無理はしましたが無謀ではなかった」浦和DF酒井宏樹が負傷を押して出場。GK西川周作と共に掲げたトロフィーには、「僕は最後の美味しいところだけで、ほとんど周作くんのつなげてきた力」の画像
ACLの大会MVPを受賞した浦和レッズDF酒井宏樹 撮影:中地拓也

■5月6日/AFCチャンピオンズリーグ決勝 第2戦  浦和1-0アル・ヒラル(埼玉スタジアム)
 
 6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2戦が埼玉スタジアムで行われ、サウジアラビアの強豪、アル・ヒラルを迎えた浦和レッズは1-0で勝利。2戦合計で2-1とし、5大会ぶり3度目のアジア王者に輝いた。  

 さらに、DF酒井宏樹が大会MVPを獲得。試合後、「言葉では表せないですね。目標にしていたものが現実になって、怖さすらあります(笑)」と冗談を交えつつ笑顔で話した。

 試合直後に行われた表彰式でトロフィーを掲げる瞬間には、遠慮がちに断るGK西川周作を呼び、2人で掲げた。

 酒井は「準決勝までは周作くんがキャプテンでしたし、ACLは2人で、僕はリレーというか最後の美味しいところだけで、ほとんど周作くんのつなげてきた力ですし、2人で掲げたいなって。本人は嫌がったんですけど、強引に巻き込ませていただきました」と話す。

 一方の西川は、「宏樹が声をかけてくれて周作と絶対に(トロフィーを)掲げたいと言ってくれたので、最初は宏樹で上げてと言いました。ただ色々な思いを抱えていたと思う。苦しい時期も一緒に経験してきた中で、ACLは特別で、こんなに長いACLはなかった」と、胸中を明かした。この場面は、2人の性格と人柄が滲み出ていたシーンでもあった。

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