5月12日は、Jリーグで特別な日となる。この日、国立競技場を舞台にJリーグの30周年記念特別マッチが行われるのだ。
カードはFC東京と川崎フロンターレ。舞台は味の素スタジアムでも等々力競技場でもなく、東京都心にある国立競技場だ。
Jリーグが威信をかけて設けたこのカードは、「30周年記念」という言葉をつけなくても熱いバトルが予想される。というのも、通常、このカードは多摩川クラシコと呼ばれ、これまで積みかねた回数はリーグ戦40回。多くのドラマが涙と喜びを紡いできており、今回が41回目となる。
リーグ戦での戦績は川崎が24勝9分10敗と大きく勝ち越しているが、東京にとって国立でのホームゲームであるこの試合を落とすわけにはいかない。そんな熱いビッグマッチの煽りPVが5月2日にJリーグによって公開されたのだ。
多摩川と挟んで「東京」と「川崎」の文字が浮かぶ地図のアップ画面から始まるこの映像には、大久保嘉人氏などかつてこのカードを戦ったOBに加え、現役選手や監督がその意気込みを語る。また、過去の名場面も収録されているのだ。