この週末にJ1リーグ第10節の9試合を消化し、まだ1試合が残ってはいるものの首位の座を確定させているヴィッセル神戸。その追加点をアシストした大迫勇也のプレーが称賛されている。
4月29日、ノエビアスタジアム神戸に湘南ベルマーレを迎えて戦ったこの一戦。前半21分に初瀬亮がFKを直接叩き込んで先制したホームチームは、失点はしないものの追加点も奪えず時間を推移させる。
しかし、後半40分に待望の追加点を得る。しかも、サッカー元日本代表の3人が連携を見せての豪華なゴールシーンとなった。
まず、武藤嘉紀が相手陣内の右サイドで湘南のボールホルダーに猛プレス。それが奏功してボールがタッチラインから出る。武藤はすぐにボールを自ら拾うと、前線にいた大迫勇也に素早くスローイン。湘南のペナルティエリア手前でボールを受けた背番号10は、相手選手3人に囲まれながらもボールをキープ。ペナルティエリア内で一度はボールを奪われたものの、すぐに足に当てる。
その当たったボールが、うまい具合にゴール前に向かい、そこに走り込んでいた山口蛍が最後は蹴り込んでゴールネットを揺らしたのだった。