いくつもの難題を抱える現代日本。ニュースに取り上げられるものもあれば、そうでないものもあり、日本国民の生活に影響を与えるものはさまざまある。
その一つである「きのこ・たけのこ論争」に、まさかの結末が訪れた。その平和的解決を導いたのは、名古屋グランパスFWキャスパー・ユンカーだ。
4月27日、ユンカーは自身のツイッターを更新し、「最高のプレゼント!ありがとう、@MeijiCoLtd」と綴るとともに、1枚の写真を公開している。ベンチに座るユンカーが手にしているのは、「ユンカーの山里」と書かれたお菓子の箱。それは、国民的菓子である『きのこの山』にも『たけのこの里』にも見えるものだ。
実はよく見てみると、その両方が一つの箱に同梱されているようで、「山」と「里」の両方を菓子名に戴いていることからも、両者をくっつけたものなのだ。
この両者のどちらがおいしいか、という論争は1980年代には始まっていたという。クッキー部分に決定的な差があり、その優劣を巡って多くの意見が飛び交った。そのどちらも食べられるようにしたことで、ユンカーは長きにわたる論争に終止符を打ったのだ。