■リバプールを打ち砕いた“空中ダブルタッチ弾”
1-1で迎えたブライトン対リバプール戦は、終盤にドラマが待っていた。
後半47分、ペナルティエリア右手前でFKを獲得したブライトンは、MFパスカル・グロスがエリア左へと蹴り込む。これを受けたDFペルビス・エストゥピニャンはトラップしてからゴール前へと折り返し。ここで待っていたのが三笘だった。
三笘は、トラップして浮いたところを右足で打つように見せてキックフェイント。これで相手DFを完全に釣り、再び右足でシュートモーションに入り、ネットを揺らした。
決勝弾となったこの“空中ダブルタッチ”のスーパーゴールは、世界中で大きな話題となったが、今回FA公式は準決勝の直前に、ふたたび三笘をフィーチャーしたことになる。
SNSでは、
「何度見てもスゲー」
「FA公式三笘大好きやん」
「ゴール自体がエグい足技やけど喜び爆発させ具合が最高! 飛び込んできた三笘さんを受け止めきれずサルミエントくんが一回転するのたまらん(笑)」
「一遍の詩になりそうなゴール もう一度魅せてくれ!」
「現実の凪誠士郎である」
といった反応があった。凪誠士郎とは漫画『ブルーロック』の登場人物で、三笘のゴールがいかに現実離れしているかがよくわかる。
決勝進出をかけて、三笘のブライトンは日本時間23日日曜日の夜24時30分、マンチェスター・ユナイテッドに挑む。
ふたたび、三笘には世界を驚かせてほしいーー。