4月23日、サッカー日本代表の伊東純也が所属するスタッド・ランスはホームにストラスブールを迎えてリーグ・アン第32節を戦った。
この試合に先発した伊東が前半29分過ぎに見せた右サイドの突破場面が話題になっている。ホームチームは開始1分で先制点を献上する苦しい展開となる中で、それを打開しようとしたのがこの日本代表だ。
ストラスブールがランス陣内で逆サイドに蹴ったロングボールを、伊東が右サイドでカット。同時に、ドリブルを開始する。すぐにトップスピードに乗る伊東に対してアウェイチームは2人が追いかけるが、これをスピードと体幹の強さで置き去りに。
そしてさらに、前方にいたもう一人の相手選手を再びスピードで抜き去るのだ。このまま相手ペナルティエリアに侵入するも、最後、クロスを上げる場面で地面を蹴ってしまってうまくボールを送ることができず、得点に結びつけることができなかったが、伊東のドリブルがフランスで脅威になっていることを改めて見せつけたのだった。