浦和レッズの大久保智明が見せた圧倒的技術が話題になっている。それが見られたのは、4月15日に行われたJ1リーグ第8節のことだ。
この試合は浦和にとって今季初の埼玉スタジアムを舞台とした試合で、対戦相手は北海道コンサドーレ札幌だった。“埼スタ開幕戦”として勝利が欲しい浦和は、前半から攻撃陣が流動的な動きでアウェイチームを翻弄。そしてその場面は前半41分過ぎにでた。
CBから前線にロングボールが出ると、これに反応したのが大久保。浦和陣内から蹴られた浮き球は札幌のPA内に落下するが、その際、大久保は前向きに走りながら後方に視線をやって軌道を確認すると、相手GKも前にやや出た状態で、左足でトラップ。自身の右足前にピタリと置くと、そのまま素早く右足シュートを放ったのだ。
これは相手GKのセーブに遭うものの、トラップからシュートまでがイメージされた滑らかな一連の動作だった。この映像をJリーグが公開すると、「トラップの質が違う」「大久保はマジでやばいから、、」などとコメントが寄せられていた。