高井幸大が名古屋グランパス戦でリーグ戦初先発を果たした。怪我人や出場停止など高井の起用には理由があったが、堂々たるプレーぶりだった。
「ケガ人とかシンくん（出場停止の車屋紳太郎）が出られないということで、自分が出させてもらいましたが、勝ちたかったですし、勝利に貢献できることがあったんじゃないかなと、今思っています」
４月１５日に等々力で行われたＪ１第８節のこの名古屋戦は結果的に１−２で敗戦。高井は大南拓磨とともにＣＢとしてプレー。３バックを経て、試合終盤にはパワープレー要員として前線に入るなどマルチな役割を果たしていた。その名古屋戦は、警戒していた形での１失点目が響く展開に。
「名古屋は前の３人が早くて、カウンターに注意しようと思ってたんですが、取られ方が悪く、一発で裏を取られて。失点自体はあまり良くなかったですが、自分たちから試合を難しくしてしまった試合かなと思います」
高井は前線へのパスも通せていたように見えたが、それは名古屋が前からの守備を放棄したからで、だからこそもっと効果的なパスを出したかったと反省していた。
「基本的にボールを持った時はフリーで、もうちょい効果的なパスを出せたらよかったです」
