4月15日、名古屋グランパスはアウェイで川崎フロンターレと対戦。強い雨が降りしきる中、2-1で競り勝った。
前半9分にFWキャスパー・ユンカーが決めて名古屋が先制点を奪うと、前半アディショナルタイムにアウェイチームが追加点を奪う。このスコアラーは、名古屋の10番を背負うFWマテウス・カストロだ。
それは、名古屋から見て左サイドで直接FKを得たことによる。ボールの前に立ったマテウスに対し、川崎は5人が壁を形成。得点を阻もうとする。しかしマテウスは、その頭上を射抜いてそのままニアをぶち抜くコースを選択。ブレ球となったボールはゴール左上の隅に決まったのだ。
雨の中で、しかも、勢いよく決まったこのゴールは、結果的にこの試合の決勝点となった。
しかし試合後、長谷川健太監督は意外な裏側を明かした。マテウスのFKについて問われると、「アレを決めなかったら変えようと思ってた」と明かしたのだ。