「まじで泣ける」今季J1初勝利をつかんだガンバ大阪GK谷晃生の男泣きに「涙の数だけ強くなれる!」と感動と激励の声! 「仕事の休憩中に見るんじゃなかった…」の画像
今季J1初勝利に喜ぶガンバ大阪の選手。赤いユニフォームが谷晃生 撮影:中地拓也

 J1のガンバ大阪がSNSを更新した。うれし涙を流す選手の姿に、感動の声が広がっている。

 長いトンネルだった。ルヴァンカップでは勝利していたものの、リーグ戦では3分3敗。G大阪が待ち望んだ今季J1初白星を手にした。

 楽な相手ではなかった。ホームに迎えたのは、2019年を最後に勝つことができていなかった川崎フロンターレ。強敵相手だったが、ホームに集まった大歓声をバックに選手たちはひるまなかった。

 負傷者が続出している川崎も苦境を脱するべく、全力を尽くしてG大阪に向かってきた。それでも今季初勝利を目指すG大阪は、前半と後半に1点ずつ奪い2-0で勝利。ようやく安どの一息をついた。

 G大阪にとっては、今季初の完封達成でもあった。試合後、その喜びやこれまでの苦しさを隠し切れなかったのがGK谷晃生だ。

 湘南ベルマーレへの期限付き移籍から戻ってきた今季は、元日本代表東口順昭とのポジション争いに挑んでいる。リーグ開幕戦から3試合連続でピッチに立ったが、第4節から2試合は東口にポジションを譲った。

 前節はピッチに戻ったものの、古巣の湘南に4ゴールを献上して敗れている。意を決しての川崎戦だったのだ。

 クラブは、試合後のチームの様子をツイッター公式アカウントで公開した。ダニエル・ポヤトス監督らスタッフがベンチ前で抱き合って喜び、次いで選手たちを出迎える。

 ほっとした表情でスタッフとハイタッチを交わす中、ひとり違う表情を浮かべていたのが谷だった。
背番号99は、ポヤトス監督の胸にうずめた顔を上げられない。その背中を、ポヤトス監督も強く抱きしめる。谷はタオルマフラーで、何度も涙をぬぐっていた。

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