J2の清水エスパルスは4日、来季の加入内定選手を発表した。SNSでは本人からのメッセージ動画を公開したのだが、思わぬ反響を呼ぶ事態となった。
日本は新年度に入った。学生や社会人など、多くの人が新しいスタートを切っている。
また、翌年の新年度に向けた準備も始まっていく。大学などで最終学年を迎える学生にとっては、就職活動が本格化していくのだ。
Jリーグからは、早くも「内定」のニュースが聞こえてくる。2024年度からの新加入内定選手が、ちらほらと発表され始めている。
4日には、清水から大学生DFの来季加入内定が伝えられた。阪南大学4年生になったばかりの高木践が、来季からオレンジ色のユニフォームをまとう。
クラブは公式ホームページでニュースを届けるとともに、ツイッター公式アカウントでは本人からのメッセージ動画を公開した。
「これからより一層、人間としてもサッカー選手としても、責任と自覚のある毎日を過ごしたいと思います」
「エスパルスさんのイメージは、ファンの方々が非常に温かくて、熱いイメージがあります」
「多くのファンの方々に応援してもらえるように頑張りたいと思います」
非常に真面目そうな印象だ。一番上までボタンを留めたシャツを着て、まっすぐにカメラを見て言葉を紡ぎ出す。
この投稿に、ファンからも高評価の声が上がるが、やや趣は異なるようだ。「話してる内容入ってこない」と、本人の言葉よりも強烈なインパクトを残すものが動画をジャックしているのだ。