森保一監督率いる第2次森保ジャパンにあって、ディフェンスリーダーの風格が出てきたのが板倉滉だ。
「特に今日は自分より若い選手が出て、それこそ初めての選手も多かったので。そういった意味で声をかけながら引っ張っていかなきゃいけないと思ったし、ただ本当に堂々とプレーしてくれてたので。これが次の試合も大事になってくるし。続けることが大事だと思うので。自分としては、常に中心でやっていきたいなと思います」
その板倉が最終ラインから守備を支えた日本代表は、国立競技場で南米の強豪ウルグアイと対戦。失点を「1」に抑え、西村拓真のファーストタッチゴールで追いついての1-1のドロー決着となった。そんな試合を振り返る板倉は、この試合で出た課題を今後、修正していければと話す。
「新しいことにトライしてますし、今回が初めてのところもありますし、なかなか簡単には行かなったですし。いろいろ課題の残る試合でしたが、それは当然のことだと思う。これからまたいろいろ修正しながらできるかなと思います」
また、守備については、「失点部分もあの1本やられたっていうところ。それ以外はそこまでのピンチは正直なかったと思う」と、レアル・マドリードに所属するバルベルデがゴールネットを揺らした場面以外での手応えを口にする一方で、「ただもうちょっと前に勝負できたなというシーンもたくさんあるし。1対1の個人のところの勝負。そういうところの勝率というのはもっと上げていかないといけないと思います」と課題も口にした。