3月22日、川崎フロンターレが25日に行われるルヴァンカップ・湘南ベルマーレ戦に向けて練習を行い、その様子を公開した。
クラブハウスに植えられた桜の木がピンク色の花びらを咲かせる中、選手たちは明るい表情でピッチへと降りてきた。春のうれしい頼りは桜の開花だけでない。チームを離れていた選手が続々と合流した。
U20アジアカップのために代表活動に参加していた永長鷹虎と高井幸大がチームに合流。負傷の影響で戦線離脱していたレアンドロ・ダミアンはこの日、ついに完全合流した。また、車屋紳太郎が部分合流し、ミニゲーム以外の練習に参加。守備練習にも加わって、他の選手と約束事の確認などを行った。
そして、その隣では山村和也と大島僚太もピッチの上で走って汗をかいた。3月11日のアルビレックス新潟戦でそろって負傷交代し、その後、全治4週間と発表していた2人だが、途中から速度を上げて、ペースを確認しながら走り込みをしていた。
ダミアン本人は「少しずつ良くなっている」とし、試合の復帰については、「日々トレーニングをしている中で準備ができて、さらに監督も準備ができているなと感じ、試合に必要なら戻ると思います」と慎重な構えを崩さなかった。