横浜F・マリノスからメジャーリーグサッカーのバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍した高丘陽平が現地のファンから大絶賛されるプレーを見せた。
それは、3月19日に行われたロサンゼルス・ギャラクシーとの試合でのことだ。ペナルティエリア右サイドを深くまでえぐった相手MF マーク・デルガドが中に低いマイナスのクロスを供給すると、絶好の位置で待ち構えていた相手FWがダイレクトで合わせてゴールを狙う。
素早い攻撃に加えて至近距離という最悪の状況だったが、高丘は左手でなんとかボールを弾く。それでもボールの勢いは強く、浮き球となってゴールに向かったが、高丘はなんとか体を前進させると、ボールが落ちてきたところを何とかかき出す。
その先に味方選手がいたため、この攻撃はなんとか無失点に抑えることができた。高丘の反射神経と冷静な判断が発揮された場面だった。