現地時間3月17日、ベルギーリーグ第30節が行われ、サッカー日本代表FW上田綺世が所属するサークル・ブルッヘがホームでゲンクと対戦。上田がゴールを決めた。
今季リーグ戦13ゴールを決めている上田がまたも決めた。それは、この試合の前半40分のことだ。スコアレスで迎えたこの時間に自陣で味方選手がボールを奪うと、そこからカウンターを発動。MFグボホが、ドリブルで一気に相手陣内の中盤まで駆け上がる。
その動きに合わせてゴール方向に走ったのが上田だ。MFグボホから見て相手守備陣より遠くに動き出しをしながら、パスを呼び込む。そしてスルーパスを受けるや、ペナルティアークの中で、完璧な右足トラップを披露。後ろからのボールを自身の前のシュートしやすい場所にコントロールすると、ステップを合わせて右足でシュート。相手GKの右を射抜くコースもスピードも抜群の一撃で、ゴールネットを揺らしたのだ。
このゴールがこの試合の先制点であり、上田にとってリーグ戦14得点目。量産体制に入った日本代表の元には、多くのチームメイトが駆け付けて、祝福したのだ。
なお、この試合は後半に同点に追いつかれて1-1で終了した。