3月11日にJ1第4節が行われ、川崎フロンターレはアウェイに乗り込んでアルビレックス新潟と対戦した。
この試合は川崎が0-1で敗れたものの、川崎らしい攻撃でチャンスを作った場面もいくつかあった。その一つが、ハーフタイム明けに見せた脇坂泰斗のプレーだ。
前半に失点した川崎は、1点ビハインドで迎えた後半の立ち上がりにボールを保持して攻勢を強めた。その中で、背番号14がその個人技でチャンスを作ったのが、この場面。山根視来がボールを持つと、脇坂がボールを受けに一度下がる。
そしてパスをもらうと、背後から相手選手が激しく寄せるのをいなすように、逆を取ってターン。見事な回転からフリーの状況を作り出すと、そのままドリブル。そして、新潟の選手2人が進路を阻もうとする中、ボディフェイクで見事にその間を突破して見せる。
そのままペナルティアークに侵入しようかというところで、左でフリーだったマルシーニョにスルーパス。そのまま前進したブラジル人ドリブラーが絶好の機会を迎えたかに思われたが、ここはCKを獲得するにとどまった。