川崎フロンターレが痛すぎる敗戦だ。アウェイに乗り込んでJ1昇格組のアルビレックス新潟と対戦したが、完封負け。さらに、続出している負傷者がさらに2人も増える事態となった。
ルヴァンカップも含めて今季の公式戦4試合すべてで先制ゴールを献上していた川崎は、この試合でも先制ゴールを奪われた。前半22分、最終ラインから持ち出そうとしたボールを奪われ、PA外から放たれた伊藤涼太郎のミドルでスコアを動かされたのだ。
その直前には、大島僚太が負傷交代。ここ数年、怪我がちだった10番が再びピッチを去ることになってしまった。
さらに後半開始時点からは、前日に高校の卒業式を終えたばかりの松長根悠仁が途中出場。山村和也にアクシデントが発生したためで、後半開始までに2度も戦術的な理由とは無関係のカードを切らざるを得なかった。
その後、川崎はボールを握る時間がありながらも決定機にはなかなか至らず、逆に直接FKなどで新潟にチャンスを作られる。試合終了を告げるホイッスルが鳴るまでに、ゴールネットを割ることは一度もできなかった。