3月4日、川崎フロンターレは難敵である湘南ベルマーレを迎えた。昨年は2戦して2敗。しかも、ホームでは大量失点をしたチームと第3節を迎えたのだ。
そんな苦手な相手に対して、前半、やや主導権を渡しながら戦った川崎。何度かシュートまで持ち込むものの、アウェイチームの勢いがやや勝り、決定機を与えてしまう。前半39分過ぎの場面も、あわや失点という瞬間だった。
左のタリクにボールが入ると、ホームチームの背後目掛けてスプリントしたのがFW大橋祐紀だ。開幕戦でハットトリックした26歳は、この日もゴール目指して積極的だった。そしてジェジエウの裏を抜けると、スルーパスを受けながらペナルティエリアに侵入。GKチョン・ソンリョンも前に出る中、左足でシュートを放つ。
しかし、そこに足を伸ばしたのが大南拓磨だ。今季からフロンターレブルーのユニフォームに袖を通すCBが、その特徴である快足を生かしてスライディング。見事に危機を救ったのだ。
このスピードあふれるプレーに、サポーターから感謝の声が集まった。
「ここはマジ助かった」
「大南には可能性しか感じない、、!すごすぎるんよ笑」
「ハイラインにおける被カウンター対応はスペシャルなのでビルドアップを覚えればA代表あるで。それくらいの野心持ってフロンターレに来たはず。」
「本当速かった…ありがたい」
「よくボールに足当てたと思った 助かった!」