現地時間の3月5日、リーグ・アン第26節が行われてサッカー日本代表・伊東純也が所属するスタッド・ランスがホームにアジャクシオを迎えて対戦した。
この試合は、どちらも得点がないまま試合終盤まで時間が経過。しかし、後半アディショナルタイムにドラマが待っている。それをお膳立てしたのが伊東だ。
相手ゴールに迫るランスは、伊東がペナルティアーク手前でボールを持つと、右のスペースにスルーパス。走り込んでいた味方がゴール前にクロスを送るも、これがはね返される。そのクロアボールは、ペナルティエリア右のギリギリの場所にいた伊東の元へと落下する。
日本代表はこれをトラップすると、相手選手が寄せてくる中でなんとか粘りのキープ。そしてマイナス方向にボールを落とすと、ペナルティアークよりも前にいた途中出場のMFカユステが右足をダイレクトで振り抜く。ボールは弾丸のようにゴールへと向かい、相手GKが必死に伸ばす手も構わずクロスバーに一度当たったうえでゴールネットを揺らしたのだ。
これが決勝弾となり、ランスは1-0で勝利。勝点3を積み上げた。