3月5日、川崎フロンターレが練習を公開。負傷で戦線離脱していたレアンドロ・ダミアンと小林悠の2人のFWの姿もあった。
21年のJリーグ得点王にしてMVPに輝いたFWレアンドロ・ダミアンは4日に行われた湘南ベルマーレ戦を前に、等々力競技場のピッチレベルに登場。久々に姿を見せていたが、昨年8月に負傷して以降、練習している様子を見せたのはこれが初めてのことだ。
今季のキャンプに参加できずにいた中で2月25日に来日したダミアンは、チームがルヴァンカップの清水エスパルス戦(8日)に向けて練習する横で、ランニング。その際、ボールを触りながら芝の上を軽快に走った。
その後、ストレッチなどを経てスパイクをはくと、ボールの感触を確かめるようにトレーナーと汗をかいた。ブラジルに帰国している間、クラブとは動画を使って調整メニューをこなしていたようで、5日は軽めの練習ではあったものの、復帰に向けて順調に調整メニューをこなしているようだ。
他の選手より早めに切り上げてクラブハウスに戻る際、「イタクナイデス。ダイジョウブデス」とサムアップしながら自ら日本語で順調であることをアピール。復帰に向けて闘志を燃やしていた。
(取材・文/中地拓也)