ドイツブンデスリーガ1部のフランクフルトの、驚くべきツイートが話題になっている。
フランクフルトは2月23日、あるサポーターの写真と共に、「大地が移籍してしまったら私の胸は張り裂けてしまうでしょう。残留したら私のノーベル賞のメダルを差しあげます」とツイート。
このコメントの主が、本物のノーベル化学賞の受賞者であるベンジャミン・リスト教授だったため、世界的な話題となっている。
フランクフルト出身であるリスト教授は、熱烈なフランクフルトサポーターで、契約の満了を迎えて、移籍が確実視されているフランクフルト所属の日本代表MF・鎌田大地への愛を公言。
クラブも、サポーターたちの鎌田への愛を代表する形で、リスト教授の発言をフィーチャーしたものと思われる。
リスト教授は、2021年に「不斉有機触媒の開発」の功績をたたえられてノーベル化学賞を受賞。これは、医薬品などの生成効率を飛躍的に高めることを可能にする技術だという。
2018年からは北海道大学化学反応創成研究拠点で主任研究者、2020年からは同大学の特任教授ということで、日本とも深い縁があるリスト教授だけに、フランクフルトで大きな実績を残してきた鎌田大地への愛もひとしおだったということだろう。
ノーベル化学賞受賞者が注目発言😉😅#アイントラハト の大ファンである #ノーベル化学賞 受賞者ベンヤミン・ #リスト 氏が #鎌田 選手に対してコメント🗣🇯🇵
— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) February 23, 2023
リスト氏はフランクフルト出身で現在は北海道大学の特任教授を務めています。#SGE | #アイントラハト | #フランクフルト pic.twitter.com/8XCc1UxtUb
※フランクフルト日本語版公式ツイッターより