現地時間の2月25日、ベルギー1部リーグが行われ、サッカー日本代表・上田綺世がリーグ戦11ゴル目を決めた。
上田が所属するセルクル・ブリュージュはアウェイでオイペンと対戦。ここまで26試合に出場して10得点を記録していた上田は先発出場した。開始11分でPKから先制ゴールを許すも、2分後に同点に追いつく。
しかし、直後に相手選手が一人退場したものの、同28分に勝ち越し点を許してしまい、2-1と1点を追いかける状態となる。それでも、セルクル・ブリュージュは前半のうちに再度、同点に追いつく。上田がゴールを決めたのだ。
それは、前半40分のこと。右サイドから入れたロングスローをオイペンの選手が頭ではね返そうとするも、ボールはルーズな浮き球に。それをセルクル・ブリュージュの選手がゴール前にヘディングで入れるのだが、この浮き球を競ったのは上田と相手DF2人。
しかし上田は、その欧州のDFを無効化するほどの高さのジャンプ力を見せて、ゴールネットを揺らしてみせたのだ。上田にとってこれがリーグ戦11得点目。試合はこのまま2-2で引き分けたものの、上田としては強さを改めて感じさせる試合となった。