2月24日、明治安田生命J1リーグ第2節の1試合が行われ、湘南ベルマーレがホームに横浜FCを迎えた。
この試合で衝撃のゴールが生まれた。それは、1-1で迎えた前半23分のことだ。GKからのパスを受けた坂本亘基が、相手のプレッシャーを受けながらもキープし、左SBの和田拓也にボールを渡す。
タッチラインを背にパスを受けた和田は右足を振り抜いて逆サイドに送ろうとしたのだが、なんと、そのロングボールがそのままゴールイン。会場も絶句するオウンゴールが決まり、湘南に逆転を許してしまったのだ。
この衝撃の場面には、
「あまりにも鮮やかでオウンゴールとは思えんゴール」
「改めて振り返ったけどこれはビックリだよ」
「これは……流石に見たことないな……」
といった声がSNS上で出たのだった。
オウンゴールするや和田は頭を手で抱えるのだが、そんな背番号6に駆け寄るチームメイトの姿があった。キャプテンマークを巻いたDFガブリエウだ。さらに、他のチームメイトも寄ってきて、和田のショックを和らげようとしたのである。雨の中で心理的にも大きいオウンゴールだったが、横浜FCはチームとして崩れなかったのだ。