2月18日に行われたFC東京と浦和レッズの開幕戦が行われた味の素スタジアムに集まった観客は3万8000人超え。その中で視線が集まったプレーがあった。
そのプレーを見せたのは、FC東京の松木玖生。昨年、高卒ルーキーながらリーグ戦31試合に出場。ピッチに立った時間は2433分で、チームの中で4番目に長くプレーした選手だ。その松木は、今季の開幕戦にも先発出場。インサイドハーフで、攻守にガッツあふれるプレーをした。
背番号を7に変更したことにも表れているように周囲からも期待を一身に受ける19歳は、後半33分に魂のこもったプレーでそれに応えた。この直前に渡邊凌磨が追加点を奪ったことでスコアを2-0としていたが、相手に勢いを与えないために相手選手が左サイドを使って攻めようとするとことに駆け寄ると、思い切りスライディング。ボールをタッチラインの外に出して、流れを切ってみせた。
さらに次の瞬間、サポーターに向かって両手を上げて歓声を上げるようにあおりの行動を見せ、スタジアムの一体感を呼び込んだのだ。