2月17日に行われたJリーグのオープニングゲームで黒星発進となったとはいえ、優勝候補の一角であることに変わりはない川崎フロンターレ。その社会貢献活動が今年も行われた。
それは、「フロンターレ算数ドリル」。市の教育委員会と長年にわたって取り組んできた、このクラブの代名詞の一つでもある。
その中に、毎年、選手もさまざまな姿で掲載されるが、サポーターの中で“エプロン枠”と呼ばれるものがある。その大役を、今年は期待のドリブラーが果たして見せた。履正社高校から新加入した名願斗哉だ。
現在、この算数ドリルの確認作業が佳境を迎えていることをクラブは公式ツイッターで明かしたのだが、その中に、名願のエプロン姿が収められていたのだ。今季のユニフォームの上に白いエプロンを着用する、極めて違和感のある格好を披露。さらにクラブは、「履正社高校の皆さん、名願斗哉選手、ピッチ内外でしっかり仕事してます」と、名願の母校の関係者に注目を促している。