ドイツ1部のシュツットガルトは、所属する日本代表MF遠藤航ら日本人選手3人の記念写真をSNSに投稿した。大きな勝利をもたらしたサムライたちに、現地のファンからも賛辞が寄せられている。
シュツットガルトは苦しい立場にあった。20試合を終えて3勝しか挙げられておらず、残留争いを強いられていたのだ。
シュツットガルトには、キャプテンを務める遠藤に伊藤洋輝と、すでに2人の日本代表選手がいたが、この冬にはさらに原口元気を獲得。浮上に向けて大きな期待がかけられていた。
その期待に応えた。日本人3選手がそろって先発した18日のケルン戦、試合を動かしたのは原口のアシストだった。前半19分、エリア内でのパスを優しく落とし、ジル・ディアスの先制点をおぜん立てしたのだ。
2点リードして迎えた後半29分には、パスを呼び込んだ遠藤が右サイドへ素早く展開。タンギ・クリバリのゴールを導いた。試合はそのまま3-0でシュツットガルトが勝利。この勝ち星はチームにとって2023年に入って初、シーズン中断前までさかのぼると7試合ぶりとなるリーグ戦の勝利だった。
勝ち点3を積み上げて、暫定ながらも降格圏を脱出。試合後には、勝利に大きく貢献した日本人トリオが笑顔で記念写真に収まった。
クラブの日本語版ツイッター公式アカウントで公開されると、多くの人が喜びを分かち合った。
「めちゃくちゃ良い写真」
「良い写真過ぎますーーー」
「この日を待っていました」
「全員スタメンで勝利を掴めて誇らし」
「熱すぎる!!」