「内側まで遊び心が…」J1サンフレッチェ広島が盛りだくさんの「フルラッピング市電」公開!「街を紫に」「かわいすぎる」とファン歓喜の画像
サンチェがあちこちに描かれたフルラッピングの市電が完成した 撮影:中地拓也

 J1のサンフレッチェ広島のフルラッピング電車が完成した。14日にお披露目された車体に、早くも高評価の声が上がっている。

 市電は、広島市内に欠かせない風景の一部である。市電を運営する広島電鉄株式会社は昨年11月より、初めてのクラウドファンディングを実施。サンフレッチェ広島、プロ野球の広島東洋カープ、プロオーケストラの広島交響楽団という、広島の3大プロのラッピング電車完成を目指した。

 目標金額は2660万円で、実際にはそのゴールを上回る2763万3000円が集まっていた。カープは3月、交響楽団は4月の新ラッピング車両の運行開始を目指しているが、その2団体に先駆けて、今月にリーグ戦が開幕するサンフレッチェの市電が公開された。

 お披露目式にはクラブの仙田信吾社長、アンバサダーを務める森崎浩司さん、マスコットのサンチェも参加。テープカットで、新車両の完成と出発を祝福した。

 クラブやサンチェ、広島電鉄のツイッター公式アカウントでは、それぞれお披露目式や社内の様子を公開。外装がフルラッピングされているだけではなく、床には運転士姿のサンチェの姿や、紫色のサンチェの足跡などがデザインされる凝ったつくりになっている。また内壁にはサッカーボールの他、窓枠からひょっこり顔を出すサンチェの顔が描かれるなど、まさにサンフレッチェ一色に染め上げられていた。

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