J1の湘南ベルマーレは5日、2023年シーズンから使用するチームバスの新しいデザインを発表した。見事な外観であるだけではなく、ひっそりと仕込まれた隠し味も、ファンからの高評価につながりそうだ。
湘南は今年1月、新しいチームバスの導入を発表していた。「Jリーグ加盟30周年、『あたらしいうみへ』の船出には新たな船が相応しい。地元バス会社としてクラブのためにできることはこれしかないとの想いから、本バス車体をご提供頂きました」と、オフィシャルクラブパートナーである神田交通株式会社の協力により、新たなバスを製作していた。
これまでは、バスの内装が明らかにされていた。座席は3列になっており、選手たちはゆったり座ることができそうだ。また、フローリングのように見える床も、ふつうのバスではなかなか見られない特徴となっていた。
そしていよいよ、その外観が公開された。クラブが、ツイッター公式アカウントでさまざまな角度からとらえた車体の写真を投稿したのだ。
がらりとイメージチェンジされている。これまで歴代のチームバスは白が基調となってきたが、ベースはブラック。その黒い車体の左側面にはチーム名がクラブカラーの黄緑で大きく記され、反対の右側面には「あたらしいうみへ」と、Jリーグ参戦30周年におけるスローガンが躍っている。