ドイツ1部のウニオン・ベルリンからの、原口元気への感謝の思いが止まらない。SNSでは連続投稿され、ファンの感謝の声が続いている。
原口のドイツに渡ってから5回目となる移籍が決まった。ウニオン・ベルリンから、シュツットガルトへと完全移籍することが、両クラブから発表されたのだ。
2014年に浦和レッズからヘルタ・ベルリンへ移籍した原口にとって、ウニオン・ベルリンはドイツで最も長くプレーしたクラブではない。ヘルタでは2014年夏から3年半プレーしたし、ハノーファーでは背番号10を与えられた。
ウニオン・ベルリンでは、1年半のプレーにとどまった。だが、ファンには強いインパクトを残したようだ。昨季の古巣ヘルタ・ベルリンとのダービーではゴールを決め、守備にも献身的。クラブに初のヨーロッパリーグ出場権をもたらした。
クラブの原口への思いも伝わってくる。シュツットガルトへの完全移籍を告げるにあたり、ツイッター公式アカウントで原口の画像や動画を4連続で投稿。ヨーロッパリーグ出場権獲得を喜ぶ姿や監督と笑顔で話す様子などを次々とアップしており、まさに惜別という言葉がふさわしい送り出し方だった。
動画はゴールを決めた際に場内で放送するための歓喜のガッツポーズに始まり、スライディングなど果敢にボールを奪いにいく姿や身を投げ出してのヘディングシュートなどが収められている。