脇坂泰斗が悲鳴を上げる。
「めちゃくちゃきついです。今日なんかもきつかったです」
現在のコンディションを振り返りつつ、今日(1月28日)の練習のキツさにも言及する脇坂。川崎フロンターレの沖縄での二次合宿5日目は、対戦相手非公開の練習試合の翌日だった。
「本来ならゲームをやった次の日はリカバリーだったりするんですが」と話す脇坂ではあるが、「それはキャンプの醍醐味なので」と、フィジカル的に追い込むメニュー構成を受け入れていた。タフな毎日の中で感じているであろう疲労感をキャンプの醍醐味と言ってしまうところに脇坂のタフさが現れているが、それはスタッフの工夫も大きいという。
「スタッフの方も選手が楽しんでやれるようなメニューを考えてくれてますし、そこはもう、きついけど楽しめてます」
きついとは言えこの日は午前練習が中止。午後練習一本になっていた。その午後練習もセオリーで行けばごく軽めに終わるのだろうと考えたが、意外とガッツリ目に1時間半ほど実施されていた。31日には名古屋との練習試合が行われるが、意図的に疲れた状態を作っているのだろうなと考えた。