１月２９日午前１時３４分、それは突如として始まった。「勝手に猛禽ブラザーズやらせてもらってます。」この一言が、Jリーグサポーターを席巻する夜中の出来事の幕開けとなった――。
現在、Jリーグマスコット総選挙が行われている。今年で最後となるこのイベントは、ツイッターとJリーグアプリによる投票で雌雄を決す。そのため、各クラブＳＮＳを活用してさまざまなアピールを行っている。
そんな中でＪ２ベガルタ仙台のマスコットベガッ太は、コンサドーレ札幌のドーレくんの投票ツイートを引用リツイートする形で、先の言葉を投稿したのだ。そのわずか１分後には、アントン(鹿島アントラーズ)に向けて「しかおぱぱの子どもなの？シカし似てるね。」とコメント。同じく１時３５分に、レディア(浦和)に「今度、家族も紹介して欲しい♡」とメッセージを送っている。
そして、Ｊ１、Ｊ２，Ｊ３とすべてのマスコットに向けてメッセージを送り、それが終わったのが午前２時１４分。Ｊリーグキングに対する、「生きる伝説。リスペクト。」で締めくくり、おまけに同郷のマイビィに対してもコメントを送ってみせたのだ。
恐るべきは、ただ引用リツイートだけでなく、その内容のインパクトが大きいことだ。たま媛ちゃん(愛媛)には、「可愛いよね♡会いたいな♡伊予柑太」、さぬぴー(讃岐)には「うどんは飲み物ですか？」、ガンバボーイ(G大阪)には「別名）エレクトリック電撃ボーイ」、ライオー(長野)には「ぼくに似て中々イケメンだよね」、キングベルⅠ世(湘南)には「若い頃、サーフィンしてそう」はその一例。
さらに、会ったことのないマスコットに対しても、「お初です」（えふしくん／FC大阪)、「早く会いたいな」（マリン／横浜FM）などとコメントしているのだ。
