川崎フロンターレが1月24日に沖縄での二次合宿を西原町でスタートさせた。日本中が寒波に見舞われたこの日、沖縄は雪こそ降らなかったものの風速10mを超える強風に見舞われ、断続的な雨に降られる荒れた天候となる。
一次合宿初日の天候も不順で、そういう意味で今季の川崎は天候には恵まれていないと言える。ただ、仮に川崎に残っていたとしても降雪のため練習中止を余儀なくされた可能性は高い。実際に過去には降雪による練習中止の実例もあり、雪に降られていないという点で沖縄の方がまだ良いということは言えそう。
そんな二次合宿の練習初日、篠田洋介フィジコは意識的に笑顔が出やすいメニュー構成にして選手たちを和ませていた。寒暖差や移動による筋肉のこわばり、寒さなどの悪条件が揃っているだけに、楽しませつつ体をほぐし明日からの練習に備えていた。
笑顔が見られたメニューの一つがサーキットトレーニングだったが、その中でも家長昭博、チャナティップ組が印象に残った。ちなみに家長は一次合宿と同様に、練習後宿舎までランニングで戻っており、ストイックさが伝わってきた。