1月25日、Jリーグは都内で「Jリーグ30周年オープニングイベント」を実施。野々村芳和チェアマンとともに、松木安太郎氏、MF中村憲剛氏、内田篤人氏、槙野智章氏に加え、女優の観月ありさが登壇した。
その中の子どもたちからの質問に答えるコーナーで、会場も思わず笑顔になる問いかけがあった。それは、「川崎フロンターレが大好きです」と語る、6歳の男の子からのものだ。
質問は2つあり、一つ目は、「三笘とか彰悟とかいなくなって寂しいです。どうしたらフロンターレに戻ってきてくれますか?」というもの。もう一つは、「どうしたらエムバペとかメッシとか川崎フロンターレに来てくれるんですか?」というものだった。
川崎は近年、多くの選手が海外に飛び立っている。三笘薫はベルギーリーグ経由で現在はプレミアリーグのブライトンに所属。世界最高峰のリーグでの活躍は説明する必要もないほどで、強豪チームのサイドをズタズタに切り裂いている。
そして谷口彰悟は昨年末にカタール1部リーグに完全移籍。チームを変えたばかりだが、すでに定位置を確保しており、川崎で積み重ねたものを見事に発揮している。
一方で、サポーターとしては応援していた選手がいなくなったことで、寂しさを感じる部分もある。6歳児は、その気持ちを素直にぶつけたのだ。