■兄は古巣戦へ
そんな久保瑛史の兄である久保建英もソシエダで活躍している。14日に行われたラ・リーガ第17節アスレティック・ビルバオとのバスク・ダービーではチームを勢いづけるスーパーゴールを叩き込み、勝利に大きく貢献した。
ここまで先発の座を守ってきた久保だったが、第18節ラージョ・バジェカーノ戦ではベンチスタートになると、最後まで出番はやってこなかった。スペインメディア『ElDesmarque』によると、このことについてイマノル・アルグアシル監督は「大腿四頭筋の問題で欠場させた。今週は欠場者が多く、大事な試合が続くので、リスクを冒したくなかった」と説明。活躍が期待できるこの日本代表を長期離脱させないための起用法であることを明かしていた。
クラブは25日、バルセロナとのコパ・デル・レイ準々決勝を、そして29日にはレアル・マドリードとのラ・リーガ第19節を戦う。久保にとってはどちらも古巣となるが、この大一番で再び輝くことはできるだろうか。