J1の横浜FCは、SNSで選手の写真撮影の裏側を公開した。ドイツからやってきたGKのまさかの日本語能力に、賛辞と爆笑が巻き起こっている。
横浜FCがJ1の舞台に帰ってくる。2021年には2年連続で戦ったJ1の舞台から降格したものの、わずか1年での復帰を果たした。J1に初昇格した2007年は1年でのJ2リターンを喫し、その後12シーズンをJ2で戦わなければいけなかったことを考えれば、クラブの体力が大幅に上がったことがうかがえる。
昨季のJ2で横浜FCの勝利に貢献してきたひとりが、GKのスベンド・ブローダーセンだ。2021年夏にU-24ドイツ代表の一員として東京オリンピック出場のために来日し、そのまま横浜FCに加わった。昨季もリーグ戦全42試合のうち、35試合に出場している。
初めて迎えるJ1開幕戦へ、準備は万端整っているようだ。日本での成長ぶりは、プレーのみにとどまらない。
横浜FCは、頼れるドイツ人GKの動画をツイッター公式アカウントで公開した。「ユニフォーム撮影の裏側をどうぞ」として紹介された動画で、ブローダーセンは試合中のように身振り手振りを交えてコーチングする様子を再現している。
ただし、ただ見るだけではこの動画を味わい尽くすことはできない。この投稿には「ぜひ音を出してご覧ください」との注意書きが添えられているのだ。
実際に音声をオンにすると、まったく違うブローダーセンが現れる。真面目にコーチングしているのかと思いきや、まったく無関係の日本語を叫び続けているのだ。
「お腹空いた~!! 私は食べた~い!! お願いします!」
「ハンバーガー! ダブルチーズバーガー、お願い致します!」
「もっと、もっと、もっと、ケチャップいるよ~!」